
新人タクシードライバー必見!道が分からない時の対処法&覚え方のコツ

「目的地までの道が分からない……」新人タクシードライバーなら一度は抱える悩みです。
「日常的に自動車を運転しているからタクシードライバーも問題なくこなせる」と思っていても、いざお客様を乗せると焦って道が分からなくなることや、間違えることもあるかもしれません。
本記事ではそんな新人タクシードライバーや、これからタクシードライバーとして働きたいという方向けに道が分からなくなった時の対処法や、道の覚え方について解説します。
本記事でわかること
- 新人タクシードライバーが道が分からなくなった時の対処法
- おすすめの道の覚え方
- 新人タクシードライバーによくあるトラブル例

ドライバージャーナルコラム編集部
配送・旅客ドライバー専門の求人サイトの「ドライバージャーナル」が運営する業界研究コラム「ドライバージャーナルコラム」の編集部です。ドライバー業界で働く際に必要な免許・資格から転職事情までありとあらゆる情報を発信しています。
新人のタクシードライバーが道を分からない時の対処法3選

新人のタクシードライバーの中には「目的地までの道が分からなかったらどうしよう」と不安に思う方も多いです。
ここでは道が分からない時の対処法を3つ解説します。対処法が頭に入っていれば、道が分からなくなってもすぐに対応できるので、デビュー時は覚えておくようにしましょう。
道が分からなくなっても焦らない
お客様を乗せているのに道が分からなくなると「怒られるかもしれない」「クレームに繋がるかもしれない」と焦る人もいるでしょう。焦ることでミスを余計に引き起こすこともあります。
「自分では道を分かっていると思っていても、いざ運転してみると見当違いの道だった」というのは、ドライバーにとってよくあることの一つです。
道が分からなくて焦るのは当然のことです。ミスを重ねる前に、落ち着いて次の一手を考えましょう。
カーナビやナビアプリを活用する
道が分からなくなっても、カーナビやスマートフォンのナビアプリを使えばすぐに解決します。
「新人とはいえ、タクシードライバーなのにナビを使うのは恥ずかしい」と考えずに、トラブルを未然に防ぐための手段としてどんどん活用していきましょう。
カーナビの利用を推奨しているタクシー会社も多くあります。どうしても使用することが気になるという方は、一度会社に確認を取るのもおすすめです。
一点、お客様を乗せている時に使用する際は一言声をかけてからの方がスムーズです。
「道を間違えないようナビを設定させていただきます」と一言伝えるだけで、お客様も安心できるでしょう。
ナビを使うと道を覚えられない?
中には「いつまでもナビを使っていると道を覚えられない」と考える人もいますが、毎日何時間も同じエリアを運転するタクシードライバーであれば、自然と道を覚えるものです。
それでも覚えられそうにないのであれば、ナビを設定しつつも、なるべく画面を見ないように運転してみましょう。
ナビが設定されていれば、道に迷ってもすぐ確認できますし、ナビを見ずに目的地に到着できれば、道順の記憶にもつながりやすくなります。
カーナビとナビアプリはどっちを使えばいい?
カーナビとナビアプリのどちらを使用するか悩まれる方もいるでしょう。結論、どちらもメリット・デメリットがあるため、なるべく両方を試した上で使いやすい方を選ぶのをおすすめします。
カーナビとナビアプリそれぞれのメリットは下記の通りです。
| カーナビ | ナビアプリ |
| 画面が大きく見やすい | 最新の地図・交通情報を確認しやすい |
| 車内での操作がしやすい | 普段使っているスマートフォンで利用できる |
| 通信環境に左右されにくい | 目的地や周辺スポットを検索しやすい |
お客様に確認する
カーナビやナビアプリを使用しても、目的地が表示されないことがあります。不安を感じたら無理せずお客様に確認することも大切です。
ただし率直に「分からないので教えてください」と伝えると、お客様も不安に感じるでしょう。
「間違いのないよう目印になる建物を教えていただけますか?」「ご迷惑をおかけしないよう事前に確認したく……」と丁寧に伝えることでトラブルを未然に防げるはずです。
タクシードライバーは接客も求められる仕事です。お客様に安心して乗っていただけるよう、言葉選びにも気を配りましょう。
道に詳しくなくてもタクシードライバーになれる?
「道に詳しくないから、タクシードライバーを目指したくても目指せない」と考える方もいるかもしれません。
結論、道に詳しくなくてもタクシードライバーになれます。
カーナビやナビアプリの普及に伴い、道に詳しくなくてもタクシードライバーとしての業務を行いやすい環境が整っています。活用しながら自分のペースで道を覚えることができるでしょう。
最初からすべての道を覚えているドライバーはほとんどいません。道に詳しくないからといって諦める必要はないのです。
ドライバージャーナルでは、タクシードライバーの求人も扱っています。「未経験」や「研修あり」といった初心者向けの検索条件もあるので、希望の働き方に合わせて検索してみてください。
「分からないまま」にしない!道の覚え方を伝授

タクシードライバーで収入増やすには、1日あたり何組のお客様を乗せられるかが重要です。「毎回お客様に確認すればいい」「ナビがあるから道は分からなくてもいいや」ではいつまで経っても効率のいい仕事はできません。
毎回お客様に道の確認をしてナビへ入力していると時間のロスに繋がり、結果道を覚えているタクシードライバーよりも件数を稼げなくなります。
道は仕事をしながらでも簡単に覚えることができます。覚え方を5つ紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。
ランドマークを覚える
ランドマークとは、地域の目印となる建物や施設、景観などを指します。
たとえば、駅、商業施設、病院、観光名所、大きな交差点などは、目的地を把握するうえで重要な目印になります。
土地勘を身につけるには、主要なランドマークの場所だけでなく、周辺道路や近くの駐車場所、乗降しやすいポイントまで確認しておくことが大切です。
地図アプリで位置を確認したり、実際に周辺を走行したりすることで、現場での対応力を高めやすくなるでしょう。
また、職場の先輩に「利用者からよく指定される場所」や「迷いやすいエリア」を聞いておくのも有効です。
特に観光地で勤務する場合は、駅やホテル、観光名所、商業施設などを指定される機会が多いため、早めに押さえておきましょう。
主要道路を覚える
主要道路も、新人タクシードライバーが早めに覚えておくべきものの一つです。
主要道路を覚えると、自然と各エリアとのつながりも覚えられるようになるため、各段に仕事の効率が上がります。
お客様から「〇〇交差点を曲がって」と指示されることもあります。合わせて主要な交差点名まで覚えることができれば仕事はスムーズに進むでしょう。
主要道路や主要交差点は、ナビアプリを確認しつつ実際に運転してみるのが道を覚える一番の近道です。通勤時やお客様を乗せている時も、逐一今どこを運転しているのか確認する癖をつけると良いでしょう。
混雑を予測する
勤務エリアやその周辺のイベント情報は、見逃さないようチェックしましょう。
イベント情報を知っておけば、イベント当日の渋滞予測やどれほど人の動きがあるのか分かるようになります。
頻繁にイベントが行われるホールや広場を知ることも大切です。会場に向かうまでの道を数パターン見つけておけば、混雑を避け、お客様をスムーズに運ぶことができます。
事前に予測しておくことで、結果として様々な道を覚えることができ、売上アップにもつながるでしょう。ランドマークや主要道路を覚え、余裕が出てきたらイベント情報を調べるようにしましょう。
走った道を復習する
どんな仕事でも復習は欠かせません。タクシードライバーも同様です。
復習の方法は様々です。お客様を送迎した後に同じ道を通ったり、業務終了後にナビで使用した道を確認したりすると定着しやすいでしょう。
新人タクシードライバーにとって、お客様に知らない道や場所を指定されたら新たな道を覚えるチャンスです。ランドマークや交差点名に注意しながら運転することをおすすめします。
すぐに覚えられそうにないならメモを取ることも大切です。あとで見返せるようにしておきましょう。
先輩ドライバーにコツを聞く
ランドマークや主要道路は調べれば分かりますが、渋滞しやすい道や人の動きは実際に現場に出て働いてみないと把握しづらいです。
そんな時は先輩ドライバーに質問してみましょう。長年勤務してきたからこそ持っている知識がたくさんあるはずです。
通勤ラッシュ時に渋滞する道や、お客様を拾いやすい場所を聞いて、業務に活かしましょう。
新人タクシードライバーのよくあるトラブル例

どんな仕事でも新人にトラブルはつきものです。タクシードライバーも例外ではありません。
新人タクシードライバーによくあるトラブルを今のうちに知り、直面した時も慌てず落ち着いて対処できるようにしましょう。
指定された場所が分からない
「お客様に指定された場所が分からない!」そんな時も慌ててはいけません。新人タクシードライバーにはよくあるトラブルです。
まずは落ち着いて、カーナビやスマートフォンのナビアプリを使用するか、お客様に場所の詳細を確認しましょう。
ベテランのタクシードライバーでもすべての場所や道を把握しているわけではありません。場所が分からないことがあっても落ち込まずに「知らなかった場所を知ることができた」と前向きに捉えましょう。
予測していなかった事態に巻き込まれた
「普段通っている道が事故や工事で交通規制されていた」「雨が降って道が渋滞している」そんな時は落ち着いて迂回路を探しましょう。
工事渋滞は、普段から工事予告の看板を気にしておくことで事前に回避できます。見逃さないよう、普段の運転から気を配ることが大切です。
雨による渋滞も、天気予報をこまめに確認することで渋滞予測が可能です。急な雨に注意し、余計な渋滞に巻き込まれないようにしましょう。
タクシードライバー事情を知ろう

ここからは、これからタクシードライバーを目指す方や、就職したばかりで不安を感じている方に向けて、昨今のタクシードライバー事情を紹介します。
需要拡大に伴い求人数が増加中
現在タクシー業界は様々な要因で需要が拡大しています。配車アプリが浸透してきていることをはじめ、インバウンド需要や高齢者利用の増加が背景として挙げられます。
高まる需要に応えるため、会社側もタクシードライバーの採用枠を広げて求人募集をしていることが多いです。
厚生労働省「自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」によると、全職業の有効求人倍率は平均1倍を推移しているのに対し、ハイヤー・タクシー運転者は3倍以上をキープしています。

これはタクシードライバーの仕事が求職者を上回っていることを表します。タクシードライバーに興味のある方はチャンスだと言えるでしょう。
有効求人倍率とは
一人の求職者に対してどれだけ求人数があるかを表しています。
ハローワーク(公共職業安定所)に申し込まれた求人・求職者の数で計算され、1倍より小さいと求職者の方が多く、1倍より多いと求人の方が多い状態です。
平均年齢高め&長く働ける
一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会「令和7年賃金構造基本統計調査によるタクシー運転者の現況」によると、タクシードライバーの平均年齢は56.8歳、平均勤続年数は8.3年とあります。
| 産業 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
| タクシー運転者 | 56.8 | 8.3 |
| 製造業 | 44.1 | 15.3 |
| 建設業 | 45.5 | 13.7 |
| 卸・小売業 | 44.3 | 14.5 |
| 宿泊・飲食業 | 43.1 | 9.6 |
| 社会福祉・介護業 | 46.0 | 9.6 |
| 全産業 | 44.4 | 12.7 |
第1表 タクシー運転手と主要産業労働者との賃金・労働時間比較
他産業と比べて比較的高い年齢層の方が活躍しているタクシー業界は、早期退職後の転職先や副業の選択肢の一つとして人気です。定年退職後も働き続けている方もおられます。
新人のタクシードライバーは、道を覚えることに不安を感じ、「自分には向いていないのではないか」と思うこともあるかもしれません。しかし、経験を重ねながら少しずつ道に慣れていくことで、長く働き続けやすい仕事の一つといえるでしょう。
研修制度も充実
タクシードライバーは、お客様を乗せて目的地まで安全に運ぶ重要な仕事です。多くのタクシー会社では新人向けにドライバー研修を行います。
運転は得意でも接客に不安を覚える方や、普段と異なる車種が心配という方も安心して挑戦できる環境が整っています。会社によって行う研修内容は異なるため、求人に応募する前に会社に研修内容を確認すると良いでしょう。
ナビ活用が前提の仕事
タクシードライバーの需要拡大による未経験者採用が増えたことから、ナビの活用を前提とした会社も多くあります。
道に詳しくない方からの応募があることは会社も想定済みです。面接のうちに伝えておけば、ナビの使い方も含めた研修内容を設定してくれる場合もあるでしょう。
道が分からないからといって、タクシードライバーの仕事を諦める必要はありません。まずは気になる会社を探し、相談することをおすすめします。
慣れたら収入増加も見込める
タクシー業界は歩合給制を取り入れている会社が多いため、頑張り次第で収入増加を狙えます。最初は客数を増やすことが難しく、すぐに収入増加につながらないかもしれませんが、慣れれば頑張った分だけ稼げるようになるでしょう。
固定給制にしている会社や、固定給+歩合給制にしている会社もあるため、自分にあった会社選びをしましょう。
歩合給制とは
一定の成果に対して、会社側によって定められた金額が支払われる賃金制度のことです。
売上高や契約件数に応じて設定されていることが多く、割合も会社によって異なるため、雇用契約を結ぶ際はよく確認しましょう。
成果に応じて支払われるため、成果を出した分だけ収入が増えますが、一方で成果が出なかった月は収入が減るデメリットもあります。
タクシードライバーに関するQ&A

新人タクシードライバーや、これからドライバーを目指す方がよく抱える悩みにお答えします。
- タクシードライバーに向いてる人は?
-
一番は車の運転が好きな人です。勤務時間のほとんどを運転に費やすため、運転が嫌いな人は苦痛に感じるでしょう。他にも、人と関わることが得意な人や臨機応変に対応できる人は向いています。
タクシードライバーは老若男女様々なお客様を乗せます。話したいお客様もいれば静かに過ごしたいお客様もいる中で、いかに不快な思いをさせずに過ごしてもらえるかが重要です。
相手がどう思っているかを汲み取りながら臨機応変に対応できる人は、タクシードライバーに向いていると言えるでしょう。
- どうすれば道を覚えるのが得意になる?
-
道を覚えるのが得意な人は、普段からランドマークや交差点を意識して運転している人が多いです。ナビアプリで道順を確認してから出発することで記憶に定着しやすくもなります。
一気にすべての道を覚えられる人は存在しません。まずはランドマークや交差点から覚え、少しずつ関連経路を覚えていくことで次第に全体の道も覚えられるようになるでしょう。
- タクシードライバーになるためには何の免許が必要?
-
タクシードライバーになるためには、普通自動車第二種運転免許が必要です。21歳以上かつ普通免許の取得から3年以上経過していれば、教習所に通うことで取得可能です。
タクシー会社は、応募の間口を広げるために普通免許での応募を可とし、入社後に社内規定に沿って二種免許を取得できるようにしているところが多くあります。
まだ二種免許を持っていない人は、まずはタクシー会社に確認すると良いでしょう。
新人タクシードライバーでもコツが分かれば道は覚えられる!

新人タクシードライバーが道が分からなくなった時の対処法や、道の覚え方について解説しました。
誰もが最初は新人であり、新人のうちから完璧に道を覚えている人は存在しません。ベテランドライバーでも全ての道を把握している人はいないでしょう。
道路状況は工事や再開発などで変わることもあります。全てを完璧に覚えようとはせず、できる範囲から少しずつ覚えていきましょう。
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タクシードライバーの仕事もたくさん掲載されているので、ぜひ一度検索してみてください。
ドライバーのための求人検索サイト
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- 令和7年賃金構造基本統計調査によるタクシー運転者の現況|一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会


