ドライバーの求人にはどんな種類がある?仕事内容や転職体験談も紹介
ドライバーの求人情報をよく見かけませんか?
近年の運送業界における需要の拡大によりドライバーの求人が増えています。
本記事では、ドライバーの求人の種類や仕事内容、実際に転職した方の体験談などを紹介します。
就職・転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
ドライバージャーナルコラム編集部
配送・旅客ドライバー専門の求人サイトの「ドライバージャーナル」が運営する業界研究コラム「ドライバージャーナルコラム」の編集部です。ドライバー業界で働く際に必要な免許・資格から転職事情までありとあらゆる情報を発信しています。
ドライバーの求人とは?
荷物や人を運ぶ運送のプロであるドライバーは、運転好きな方にはぴったりの仕事です。
ドライバーと一口に言ってもさまざまな種類があり、タクシードライバーやバスの運転手、配送のドライバー、引越し業者のドライバーなど多岐にわたります。
それぞれに求められる資格やスキルも異なるため、職種内容や募集要項など、求人条件をしっかりと把握し、自分に合ったドライバーの求人を探すことがポイントです。
それぞれのドライバーの仕事内容を把握することが大切
ドライバーと名前がついていても、その仕事内容は運転だけではないことがほとんどです。
荷物を運ぶドライバーは、運送業務だけでなく荷物の積み下ろしの作業もしなけらばならないことが多く力仕事となるため、そうした職種は体力に自信のない方や重い荷物を持つのが困難な方にはやや大変かもしれません。
また、ほとんどのドライバーの職種は、お客さんや配送先の方とのやり取りなど、対人接客を求められる仕事でもあります。
特にタクシードライバーやバスの運転手、地域に密着した配送ドライバーなどは、コミュニケーション能力を必要とするでしょう。
求人情報を探す際には、運転の仕事以外に付随してくる仕事内容が自分に合っているかもポイントとなります。
ドライバーの求人の種類・仕事内容
ドライバーにはさまざまな種類があります。
自分に合った求人を探すためには、まずドライバーの種類と仕事内容を知っておく必要があります。
ここでは次の5つのドライバーの仕事内容について見てみましょう。
- 軽貨物・配送ドライバー
- トラックドライバー
- タクシードライバー
- バスドライバー
- 送迎ドライバー
1つずつ詳しく見ていきましょう。
軽貨物・配送ドライバー
軽貨物・配送ドライバーの仕事は、主に小型トラックを運転して、個人宅やオフィスに荷物を届けることです。
その他、集荷や荷積、荷卸し、伝票の作成などの仕事もあります。
基本的には、それぞれのドライバーが決められた特定のエリアを担当するスタイルが多いです。
地域に密着し顧客と直接やり取りをするため、コミュニケーション能力やマナーなどのビジネススキルも身につけられます。
トラックドライバー
中〜長距離トラックドライバーは、中型・大型トラックを使って比較的遠方に荷物を運ぶことが仕事です。
軽貨物・配送ドライバーと比較して荷物の量が多く、重量や大きさがあるものを運ぶことが多くなります。
場合によっては、荷物を運んだ先でその荷物をトラックに搬入したり、荷卸しを行ったりすることもあります。
バスドライバー
バスドライバーにもいくつか種類があり、決められた路線・時刻で運行する「路線バスドライバー」とやや距離のある目的地まで乗客を運ぶ「高速バスドライバー」、観光などで使われる「貸切バスドライバー」などがあります。
路線バスは、1台のバスに対し1人のドライバーが決められた時間内の運行を勤める雇用形態です。
一方、高速バスドライバーは、目的地までの中〜長距離の運転を何人かのドライバーで交代しながら行います。
貸切バスドライバーは、限定の乗客を観光地・目的地まで運び、決められた時間に決められた場所に戻るところまでを引き受けて運転します。
タクシードライバー
タクシードライバーは、お客さんを車に乗せて希望の目的地まで運ぶ仕事です。
タクシードライバーは歩合制のことがほとんどで、仕事した分がそのまま給与として反映されるため、やりがいのある仕事と言えるでしょう。
また、タクシー会社に所属する「法人タクシー」だけでなく、独立開業して「個人タクシー」として働くこともできます。
送迎ドライバー
送迎ドライバーは、介護サービスやホテルなどの施設利用者の送迎が主な仕事です。
タクシードライバーやバスドライバーとは違い、第二種免許の取得は必要ありません。
送迎で使用する車の整備・点検、運行記録の作成なども行います。
また、運転する車両はマイクロバスがもっとも主流で、中型免許を取得していればほとんどの施設で対応できるでしょう。
普通免許で勤務できる施設もあります。
ドライバーの求人で就職・転職した人の体験談を紹介
実際に、ドライバーとして就職した方、転職した方の体験談を紹介します。
トラックドライバー、タクシードライバーなど、どの職種の体験談も、やりがいを感じながら働けることや、給与面で満足しているとの言葉が多く見られました。
ドライバーのバイトで一番の利点はバイト代が高かったことです。運転して現場へ荷物を運んでしまえばあとは現地のバイトさんが運んでくれるのでそんなに力仕事ではありませんでした。バイト中気を付けたことは睡魔に襲われることで、日ごろからドライブスケジュールにあわせて体調管理にも気を使いました。あとは渋滞中のお手洗いを探すのがやっかいでした。 道が空いていれば普段往復5時間かかる現場でも3時間くらいで終わってしまいます、もちろん日当はキチンと貰えるので得した気分になります。(男性/40代/トラックドライバー)引用:タウンワーク
ドライバーは荷物を運ぶ仕事なので接客などの人と接するバイトと違い、運転をするのがメインになるので精神的にはとても楽な仕事でした。長距離の運転だったので腰が痛くなり、大変でした。また荷物は安価なものでしたがお預かりした大切な荷物だったので故障したりしないか傷がつかないか気づかいは必要です。(女性 /30代/トラックドライバー )引用:タウンワーク
長距離の運転がメインなのですが、知らない地区に行くことが多く地理に詳しくなれることが仕事にやりがいを感じられます。また、配送物を届けたら時間内に届けてくれてありがとうと言われるのも、やりがいを感じ楽しい仕事です。どんな遠いところでもとにかく時間内までに物を届けなくてはいけませんので、もちろん届け先の場所により変わるのですが、寝ないで運転することがつらい仕事だと思いました。そのぶん、給料や待遇面では良いですので、将来性はある仕事です。(男性/30歳/トラックドライバー)引用:キャリアガーデン
タクシー業界は40代からの転職でも正社員として雇ってもらえるので、安定した生活を求める方にはぴったりです。また新卒でタクシー業界を志望する方も、同じ年代のサラリーマンと比べ給与は高いためメリットは多いです。さらに個人での営業になるため、職場内でのコミュニケーションを意識しなくても良く人間関係や人付き合いが苦手な人でも働きやすい環境と言えます。正社員でかつ前職より年収や月給などの給与水準が下がらなければいいと思っていたのも、転職成功のポイントだったのかもしれません。(男性/40代/タクシードライバー)引用:ジョブハウスドライバー
ドライバーの仕事に向いている人・そうでない人
ドライバーの仕事は、さきほどの体験談からもわかるように、勤務中は運転がメインになることから身体が丈夫で体力のある方に向いている仕事です。
さらに、しっかりとした運転技術を持っていることは当然ながら、常時事故のないように安全運転ができることも必須条件です。
また、1人で行動することが苦手な方や他人とコミュニケーションをとることが好きではない方は、ドライバーの仕事には不向きかもしれません。
どんなドライバーでも、基本は1人で運転して仕事をこなすことがほとんどですし、お客さんや取引先、配送先の方とのやり取りなどで、円滑なコミュニケーションがとれることもドライバーとしての必要な要素となります。
求人情報を探してやりがいのあるドライバーの仕事にチャレンジしてみましょう!
いかがでしたか?
ドライバーの求人の種類とその仕事内容、就職・転職の体験談などを紹介しました。
本記事のポイントをまとめると次のとおりです。
- 運送業界における需要の拡大によりドライバーの求人が増えている
- 荷物や人を運ぶ運送のプロであるドライバーは運転好きな方にはぴったりの仕事である
- ドライバーの種類には「タクシードライバー」「バスドライバー」「配送ドライバー」などさまざまなものがある
- 職種内容や募集要項など求人条件をしっかりと把握し、自分に合ったドライバーの求人情報を探すことが大切
- ドライバーの仕事選びの際には、運転の仕事以外に付随してくる内容が自分に合っているかどうかもポイント
- ドライバーに向いている人は、1人で行動・判断して仕事をこなすことができ、コミュニケーションが得意で体力のある人
ドライバーの仕事に就きたい方や転職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に自分に合ったドライバーの求人情報を見つけてください!
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