大型トラックの求人を探している方必見!仕事内容や魅力・デメリットも紹介
大型トラックのドライバー求人の情報をお探しですか?
ドライバーと言えど、その仕事内容は運転だけではありません。
そこで本記事では、大型トラックの求人を検索している方のために、その魅力や仕事内容、デメリットまで紹介します。
ぜひ参考にしてください。
ドライバージャーナルコラム編集部
配送・旅客ドライバー専門の求人サイトの「ドライバージャーナル」が運営する業界研究コラム「ドライバージャーナルコラム」の編集部です。ドライバー業界で働く際に必要な免許・資格から転職事情までありとあらゆる情報を発信しています。
大型トラックドライバーの仕事内容
大型トラックドライバーの主な仕事は、指定された荷物・貨物を目的地まで輸送することです。
しかし、それ以外にも輸送業の流れの中で、他に課せられる仕事がいくつかあります。
大型トラックドライバーの主な仕事内容は次の5つです。
- 荷物・貨物の集荷・積み込み
- 荷物・貨物の輸送
- 荷物・貨物の積み下ろし
- 車両のメンテナンス
- 伝票作成・梱包作業
荷物・貨物を、人から人へと責任を持って輸送することが大型トラックドライバーの重要な役割となります。
1. 荷物・貨物の集荷や積み込み
荷物や貨物を送り主から受け取る「集荷」作業から始まり、トラックに積み込むことも大型トラックドライバーの仕事となります。
移動中に荷崩れなどのアクシデントが起きないよう、安全に効率よく、適切な積み込み方を身につけなければなりません。
大型トラックには、とても人の手で積み込むことができない重量や数のある貨物も積まなければならないことがあります。
そうした場合には、フォークリフトを使って積み込み作業を行います。
フォークリフトを扱う際には「フォークリフト運転特別教育修了証」か「フォークリフト運転技能講習修了証」の免許が必要になるため、取得しておくとよいでしょう。
2. 荷物・貨物の輸送
大型トラックドライバーのメインとなる業務は、目的地まで指定された荷物・貨物を輸送することです。
大型トラックは、小型・中型トラックと比較して、たくさんの重量のある貨物を運べることから、長時間・長距離の運転になります。
指定された時間までに目的地に到着しなければならないため、渋滞予測も含めたスケジュールの管理を徹底することも大切です。
1日〜2日かけての輸送も多く、そうした場合は他のドライバーと交代しながら運搬することもあります。
長距離の運転は、同じ姿勢を長く続けることから肉体的疲労を感じたり、継続的な集中力から精神的疲労も出てくるため、その点は覚悟が必要でしょう。
3. 荷物・貨物の積み下ろし
指定の場所に到着したら、貨物の積み下ろし作業を行います。
積み下ろしの際も、積み込みの時と同様に荷崩れや破損など貨物の取り扱いに十分に注意することが大切です。
また、貨物が大きく重量のある場合にはフォークリフトを使用します。
4. 車両のメンテナンス
自分の運転している大型トラックの安全を保つため、定期的な点検とメンテナンスも欠かせない仕事です。
運行を開始する前に、タイヤ、エンジン、オイル量、ワイパー、ライトなど、異常がないかしっかりと点検を行います。
また、作業用具や荷役装置の点検、備品など必要な物が揃っているか、もしものことまで考えた入念な点検を行って、安全に目的地まで貨物を輸送できるよう準備します。
5. 伝票作成・梱包作業
会社によって異なりますが、中には、荷物・貨物の梱包作業や輸送のための伝票作成が業務に含まれることもあります。
大型トラックドライバーの業務は、いずれも仕事の度に同じ作業を繰り返すことになるため、反復を重ねるうちに慣れてくることがほとんどです。
大型トラックドライバーの魅力・メリット
大型トラックドライバーはさまざまな魅力のある仕事です。
主なメリットをまとめると次の4つです。
- 対人面の精神的負担が少ない
- 人手不足で需要がある
- 手に職をつけられる
- 仕事に慣れやすい
1つずつ詳しく見ていきましょう。
対人面の精神的負担が少ない
大型に限らずトラックドライバーの仕事は、基本的には1人で仕事をする時間が長い職業です。
荷物・貨物の集荷や積み込み、積み下ろしの際には取引先の方とのコミュニケーションが必要ですが、輸送中はほとんどの場合1人です。
そのため、対人面で気を遣う必要がなく、配送の到着時刻をきちんと把握・管理してさえいれば比較的マイペースで気楽に業務が行えるでしょう。
人手不足で需要のある仕事
運送業界は、近年の物流の拡大により需要が大きくなっている分野です。
慢性的な人手不足も問題視されており、人材確保のために待遇や給与面、労働環境などがより改善され、かなり働きやすくなることが予想されています。
トラックドライバーに挑戦してみたいと考えている方にとっては、いまが好機とも言えるでしょう。
仕事に慣れやすい
大型トラックドライバーの主な仕事は、荷物・貨物の集荷、積み込み、輸送、積み下ろしといった流れが毎回のルーティーンとなっています。
そのため、未経験からはじめても、繰り返すうちにだんだんと慣れてきやすい作業です。
また、そうして身につけた大型トラックドライバーとしての知識とスキルは、転職の際にも有利に活かすことができるでしょう。
大型トラックドライバーのデメリット
さきほど大型ドライバーとして働くことのメリットを紹介しましたが、一方でデメリットも存在します。
主なものを挙げると次の2つです。
- 1人で仕事をするのが苦手な方には負担
- 体力的な負担が大きい
1つずつ詳しく見てみましょう。
1人で仕事をするのが苦手な方には負担
大型トラックドライバーは、マイペースで仕事をしたい方にはぴったりな職業です。
しかし、1人で責任を持って仕事を進めることが苦手な方や、1人でいることがあまり得意ではない方には負担に感じることがあるでしょう。
体力的な負担が大きい
大型トラックは大きく重量のある貨物を輸送することが多いため、フォークリフトを使用したとしても、力仕事となる部分があり、体力の必要な職種です。
また、長距離・長時間の運転により、腰や目など身体への負担もかかります。
体力に自信があり、腰痛などの持病がない健康な方におすすめの仕事です。
大型トラックドライバーに求められる資格やスキル
大型トラックドライバーになるためには、まず「大型免許」の取得が必要になります。
それに合わせて、前にも述べましたフォークリフトに関係する資格や、危険物取扱者の資格なども持っていると職探しの選択の幅が広がるでしょう。
まとめると次のとおりです。
フォークリフト運転特別教育修了証 | 積載量1t未満のフォークリフトで作業可能 |
---|---|
フォークリフト運転技能講習修了証 | 積載量1t以上のフォークリフトで作業可能 |
危険物取扱者 | 消防法で定められた危険物の取り扱いや、危険物の取り扱いの立ち会いが可能 |
トラックドライバー未経験者はまずは小型・中型がおすすめ
大型ドライバーは、高度な運転技術を必要とします。
トラックドライバー未経験、初心者の方は、まずは小型〜中型トラックドライバーからはじめることも視野にいれてみましょう。
トラックは大きくなればなるほど運転が難しく、普通自動車の運転が非常に上手な方でも、いきなり大型トラックを運転することは難しいかもしれません。
小型・中型トラックでトラックの運転に慣れてから大型トラックに乗り換えた方が、無理なく技術の習得ができます。
また、小型・中型トラックからはじめることは、運転技術習得の面だけでなく体力的な面でもおすすめしたい方法です。
大型と比較して運転する距離・時間が短いうえ、荷物の大きさや重量もさほど大きくなく、いろいろな面で負担の軽いところから慣れていくことができます。
大型トラックドライバーの求人で自分に合った条件を見つけましょう!
いかがでしたか?
大型トラックの求人を探している方のために、仕事内容やその魅力・デメリット、必要な資格などを紹介しました。
本記事の大切なポイントをまとめると次のとおりです。
- 大型トラックドライバーの主な仕事は、指定された荷物・貨物を目的地まで輸送すること
- 荷物・貨物の輸送のほか、集荷や積み込み・積み下ろし、車両のメンテナンスや伝票作成、梱包作業なども仕事内容
- 大型ドライバーのメリットは「対人面の精神的負担が少ないこと」や「人手不足で需要がこと」など
- デメリットは「1人で仕事をするのが苦手な方には負担」であることや「体力的な負担が大きい」ことなど
- 大型トラックドライバーになるためには「大型免許」の取得が必要
- フォークリフトに関係する資格や危険物取扱者の資格を持っていると職探しの選択の幅が広がる
- トラックドライバー未経験者・初心者は、まずは小型・中型トラックから慣らすのがおすすめ
大型トラックドライバーは長時間の運転や荷物の積み下ろしなど体力的に負担の大きい仕事ですが、運転好きな方や車好きな方にはぴったりの仕事です。
大型トラックの仕事に興味のある方は、ぜひ本記事を参考に仕事内容を把握して、自分に合った条件の求人情報を探してみてください!
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