
運送業界への転職を考える方へ!仕事内容や魅力・未経験からの転職のポイントを解説

「運送業に転職したいけれど、自分に向いている仕事はどれだろう?」
「未経験からでも、本当に働けるのかな?」
そんな不安や疑問を持ちながらも、運送業への転職を検討している方に向けて、業界の基礎知識から仕事内容、キャリアの広がりまで分かりやすく解説します。
運送業は、軽貨物ドライバー・中型・大型トラックドライバー・タクシー・バス・送迎など、働き方の選択肢が非常に豊富です。
この記事では、運送業に転職するメリット・魅力、未経験者向けサポート体制、収入・福利厚生、転職成功のポイントまで詳しくまとめました。「運送業で働きたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
本記事でわかること
- 運送業界の仕事内容と魅力
- 未経験者でも安心!運送業のサポート体制
- 運送業界への転職成功のポイントと将来性

ドライバージャーナルコラム編集部
配送・旅客ドライバー専門の求人サイトの「ドライバージャーナル」が運営する業界研究コラム「ドライバージャーナルコラム」の編集部です。ドライバー業界で働く際に必要な免許・資格から転職事情までありとあらゆる情報を発信しています。
転職希望者必見!運送業の仕事内容とは?

運送業への転職を考える上で、まず知っておきたいのが多様なドライバーの職種です。
ここでは、主な5つのドライバー職(軽貨物・配送ドライバー、中・大型トラックドライバー、タクシードライバー、バスドライバー、送迎ドライバー)について、仕事内容や必要な資格、働き方の特徴、転職のポイントを解説します。
軽貨物・配送ドライバー
主に小型トラック(1.5t〜2tトラックなど)を運転し、決められた担当エリア内で個人宅やオフィスに荷物を届ける仕事です。
宅配便の配送などが該当します。荷物の配送だけでなく、集荷、荷物の積み下ろし、伝票作成なども業務に含まれ、地域に密着し、顧客と直接やり取りする機会が多いため、基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力も求められます。
- 軽貨物・配送ドライバーへの転職ポイント
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普通自動車免許で始められる求人が多く、AT限定免許で応募可能な企業もあります。未経験からでも挑戦しやすく、運送業界への入り口として選ばれやすい職種です。

中型・大型トラックドライバー
中型・大型トラックを使用し、荷物を運ぶ仕事です。軽貨物ドライバーに比べて一度に運べる荷物の量が多く、重量物や大型の製品を扱うこともあります。荷物の積み下ろし作業を自身で行う場合もあります。
- 中型・大型トラックドライバーへの転職ポイント
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運転するトラックのサイズに応じて準中型・中型・大型などの運転免許が必要です。免許を取得することで仕事の幅が広がり、収入アップにもつながります。一人で長時間を運転することが多いため、自己管理能力が求められます。

タクシードライバー
お客様を乗せ、希望の目的地まで送り届ける仕事です。駅や繁華街での客待ちや、配車アプリに応じてお客様を迎えに行き、目的地まで送り届けるのが主な業務となります。
- タクシードライバーへの転職ポイント
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乗客を乗せて運賃を受け取るため、第二種運転免許が必須です。給与は歩合制を導入している会社が多く、自身の頑張りが収入に直結しやすいのが特徴です。

バスドライバー
バスドライバーは、目的によって3種類(路線バス・高速バス・貸切バス)に分かれます。
- 路線バス: 決められたルートと時刻表に沿って運行し、地域の交通を支えます。
- 高速バス: 都市間などを結ぶ中長距離路線を、運行するドライバーです。
- 貸切バス: 観光や団体のイベントなどで、目的地まで乗客を運びます。
- バスドライバーへの転職ポイント
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乗客を乗せるため大型第二種免許が必須です。大勢のお客様の命を預かる責任感、路線バスでは時間に正確な運行などが求められます。
送迎ドライバー
主な業務は、介護施設や幼稚園、企業における特定利用者の送迎対応です。マイクロバスでの運行が中心となりますが、現場によっては普通車を使用したり、日常的な車両点検や清掃を任されたりと、業務内容は多岐にわたります。
また、企業の役員を担当する「専属ドライバー」として活躍する道もあります。こちらはスケジュールの変更に合わせた柔軟な運行はもちろん、待機中の車両管理や機密保持、そして上質な接遇スキルが不可欠なポジションです。
- 送迎ドライバーへの転職ポイント
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お客様から運賃を受け取る旅客運送ではないため、基本的には第二種免許は必要ありません。普通免許や中型免許で応募できる求人が多く、免許がある方には始めやすい職種と言えます。日中勤務が中心となる職場が多いです。

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運送業に転職するメリット・魅力

「運送業への転職」を考えているものの、実際のところどうなのか不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、運送業に転職を検討する上で知っておきたい、運送業界でドライバーとして働くことの具体的なメリットを6つ紹介します。
高まる需要と雇用の安定性
冒頭でも触れましたが、ECサイト(インターネットでの通販)の拡大により宅配などの需要が急増しており、ドライバーの必要性はますます高まっています。
実際に、トラックドライバーの有効求人倍率は全職業の平均を大きく上回っており、業界全体が慢性的な人手不足の状態です。これは転職者にとって「選ばれる側」ではなく「選ぶ側」に立てるチャンスとも言え、長期的に安定して働ける環境が整っています。
未経験・学歴不問からキャリアをスタートできる
ドライバー職は、学歴や経験を問わない求人が非常に多いのが特徴です。普通免許(AT限定可)さえあれば応募できる企業も多く、異業種からの転職者も多数活躍しています。
さらに、「資格取得支援制度」を設けている企業も多く、入社後に費用負担なく準中型や中型、大型免許を取得してキャリアアップすることが可能です。未経験から専門職としてのキャリアをスタートさせたい人にとって、入りやすい業界の一つといえるでしょう。
頑張りが収入に直結!高収入も目指せる
ドライバーへの転職理由として多いのが「給与・待遇」の改善です。運送業界では、頑張りが収入に反映されやすい給与体系(歩合制など)を導入している企業が多く、月収60万円以上を目指せる求人も存在します。
例えば、大型トラックの運転手は平均年収が高く、けん引免許(トレーラーの運転手など)を取得すれば、さらなる収入UPを狙うことも可能です。
対人ストレスが少ない!自由度の高い働き方
ドライバーの業務は運転が中心であり、目的地に到着するまでは基本的に一人の空間で過ごします。そのため、上司や同僚の目を気にすることなく、自分のペースで仕事に集中できるという特徴があります。
車内ではラジオや音楽を聴くなど、リラックスした環境で業務を進めることも可能です。このように、他人に気を遣う必要がない「一人で働ける気楽さ」は、精神的な負担を大きく軽減する要素とされています
「2024年問題」を追い風に労働環境が改善中
2024年4月から施行された時間外労働の上限規制(通称:2024年問題)は、運送業界に大きな変革をもたらしました。この法改正を機に、多くの企業が人材確保と定着のために、給与の引き上げ、休日の確保、長時間労働の是正といった労働環境の改善に本腰を入れて取り組んでいます。
「運送業はきつい」というイメージは過去のものになりつつあり、現在では福利厚生が充実した「ホワイト企業」も増えています。転職者にとっては、まさに働きやすい職場を選べる絶好の機会と言えるでしょう。
専門スキルを身につけ、多彩なキャリアパスを描ける
日々の業務を通じて運転技術が向上するのはもちろん、大型免許・フォークリフト免許・牽引免許といった資格を取得することで、自身の市場価値を高めることができます。これらの資格は収入アップに直結するだけでなく、より条件の良い企業への転職でも有利に働きます。
また、ドライバーとしての経験を積んだ後は、現場の知識を活かして運行管理者や管理職へステップアップしたり、独立して自分の会社を立ち上げたりと、多様なキャリアパスを描くことが可能です。
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未経験者でも安心!運送業界のサポート体制

近年、人手不足や働き方改革を背景に、運送業界では未経験者を積極的に採用し、育成する動きが活発になっています。
かつての「長時間労働」といったイメージも改善されつつあり、運送業は新たなキャリアを築きたい転職希望者にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。
ここでは、運送業界への転職を考えている方が安心して一歩を踏み出せるよう、充実した免許取得支援や研修制度、キャリアアップ支援などのサポート体制について詳しく解説します。
未経験からの挑戦を後押し!免許取得支援制度
道路交通法改正により、普通免許で運転できるトラックの種類が限定的になったため、多くの運送会社では、業務に必要な準中型免許や中型、大型免許の取得を支援する制度を設けております。
企業が費用の一部または全額を負担する制度が一般的で、これを利用することで経済的な負担を抑えながら、キャリアアップに必要な免許を取得でき、会社によってはフォークリフトなど、業務に関連する他の資格取得も支援しています。
プロを育てる!実践的な研修制度の中身とは
多くの運送会社では、未経験者が安心してプロのドライバーとして独り立ちできるよう、段階的で丁寧な研修プログラムを用意しています。その中心となるのが、現場での実践を通じて学ぶOJT(職場内教育)です。
未経験者を即戦力に育てるOJT
OJTは、配属先の職場で先輩社員が実務を通して指導を行う育成手法です。厚生労働省の調査でも7割以上の企業がOJTを重視しており、多くの企業で社員教育の要となっています。
運送業界のOJTは、主に「横乗り研修」と呼ばれる形式で行われます。これは、経験豊富な先輩ドライバーが運転するトラックの助手席に同乗し、実際の業務を間近で見ながら仕事を覚えていく方法です。
将来を見据えたキャリアアップ支援
運送業界では、ドライバーとして経験を積んだ後も、本人の意欲や適性に応じて多様なキャリアパスを描くことが可能です。多くの企業が、社員の成長を後押しするための支援制度を設けています。
資格取得によるステップアップ
中型から大型ドライバーなどへのステップアップはもちろん、フォークリフト運転技能者といった専門資格の取得もキャリアの幅を広げる事が可能です。
多くの企業では、こうした免許や資格の取得費用を支援する制度を整えており、資格を取得することで、資格手当による給与アップや、より責任のあるポジションへの昇進機会を広げる事ができます。
管理職へのキャリアチェンジ
ドライバーとしての現場経験は、その後のキャリアにおいて大きな強みとなります。
経験を活かして現場のリーダーや配車業務を担う「運行管理者」を目指せるほか、将来的には営業所の所長や本社の管理部門など、マネジメント職へキャリアチェンジすることも可能です。
運送業の収入と福利厚生

転職を考える際、収入や福利厚生は重要な判断基準です。運送業は、職種や働き方によって収入が大きく異なり、運転する車両の大きさ、走行距離、勤務体系(固定給か歩合給か)などによっても大きく変動します。
ここでは、運送業の収入と福利厚生について紹介します。
運送業の収入
送業界全体の平均年収は約466万円程度とされていますが、これはあくまで平均値です。職種や働き方、地域、企業規模によって収入は大きく異なり、中には年収700万円以上を得るドライバーも存在します。
主な5つのドライバー職の給与について、以下の2つの公的資料をもとにまとめました。
年収の目安として参考にしてください。
※記載している年収は令和6年度のデータをもとにした目安であり、地域や企業によって差があります。
軽貨物・配送ドライバー
平均年収:約407万円 ※個人事業主の委託は平均年収の対象外です。
軽貨物は個人事業主として働くケースが多く、働き方によって収入が大きく変わるのが特徴です。年収の幅は広く、200万円台から、都市部で需要の高い業務をこなす場合は700万円以上を目指すことも可能です。
中・大型トラックドライバーの賃金目安
平均年収:約501万円(大型ドライバー)・427万円(中型ドライバー)
大型ドラックドライバー職の中でも特に高収入が期待できる分野となります。「夜間配送」や「けん引」の免許などの資格を取得することによりさらに年収UPをすることも可能です。
タクシードライバー
平均年収:約383万円
給与に歩合制が導入されていることが多く、本人の頑張りや勤務エリアによって収入が大きく変わります。全国平均では他の産業より低い場合がありますが、都心部で平均年収を大幅に上回る収入を稼ぐことも可能です。
バスドライバー
平均年収:約438万円
平均年収は約438万円とされていますが、高速バスの運転手になると、平均月収が40万円~50万円に達するケースもあり、年収の差が同じバスドライバーでも職種により大きく違うのが特徴です。
送迎ドライバー
年収:約300万円~380万円程度
送迎ドライバーは、介護施設、幼稚園、企業のシャトルバスなど、活躍の場が多岐にわたり、正社員の月給制の場合は、年収300万円~380万円程度がひとつの目安です。
役員送迎ドライバーなどは、より高いスキルや接遇能力が求められるため、平均年収は400万円前後と平均より高い年収になります。
※記載している年収は令和6年度のデータをもとにした目安であり、地域や企業によって差があります。
運送業の福利厚生
給与だけでなく、働きやすさを支える福利厚生も企業選びの重要なポイントです。多くの運送会社では、以下のような制度を導入しています。
- 資格取得支援
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中型免許や大型免許、フォークリフトなど、業務に必要な資格の取得費用を会社が支援する制度も広く普及しています。
- 各種保険・手当
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社会保険の完備はもちろん、企業によっては退職金制度、家賃補助、家族手当、通勤手当などが支給されます。
- 住居支援
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転居が必要な場合でも安心して働けるよう、社員寮や社宅を用意している企業もあります。
- 健康サポート
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従業員の健康を維持するため、定期的な健康診断の実施が法律で義務付けられています。
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運送業界への転職を成功させるためのポイント

運送業界での転職を成功させるためには、以下のポイントを押さえることも重要となります。
未経験者でも安心して転職活動を進められるよう、基本的な準備を整えましょう。
企業の信頼性を確認する
転職先を選ぶ際には、離職率や労働環境、口コミなどを調べることが欠かせません。働きやすい企業を選ぶことで、長期的に安定したキャリアを築くことができます。
特に運送業界では、労働時間や休日の取得状況を確認することで、ブラック企業を避けることが可能です。
必要な資格を取得する
中型免許や大型免許など、業務に必要な資格を事前に取得しておくことで、採用の可能性が高まります。
資格を持っていることで応募できる求人の幅が広がり、未経験者でもスムーズに転職活動を進められるでしょう。
企業によっては資格取得支援制度を提供している場合もあるため、求人情報を確認してみることをおすすめします。
ドライバー求人の専門サイトを利用する
運送業界に特化したドライバー求人の専門サイトを活用することで、希望条件に合った求人を効率的に探すことができます。
これらのサイトでは、職種や勤務地、給与条件などを細かく絞り込んで検索できるため、自分に合った求人を見つけやすいのが特徴です。
安定と成長を求めて:運送業界での新たなキャリアの扉を開く

運送業界は、安定した需要と成長性を持つ魅力的な業界です。未経験者からの転職でも安心して働けるサポート体制が整っており、資格取得支援や研修制度を活用することでスムーズにキャリアをスタートできます。
ただし、転職を検討する際は、企業の信頼性や福利厚生、将来性をしっかりと確認することが重要です。一部には労働環境が厳しい企業も存在するため、注意が必要です。
自分に合った職場を見つけ、運送業界での新しいキャリアを築き、安定した生活を手に入れる第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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